薔薇師のお話。(1)

例のそうび君たちが出てくるはずのお話。

ちまちま書いていく予定なので、きなーがにまっていただけるとうれしいかと。

続きからうｐしてあるので興味の有る方はどうぞ。


めっさ、狂った感が有りますが、・・・・・・まぁ、そんな話って事で。（苦

薔薇師のお話。



（１）



「　　　　　　　　」

口を動かしているはずなのに、思ったように声が出ない。

おそらくといわずとも理由は明快。

俺の喉を圧迫しているこの２本の腕だろう。

喉を圧迫するこの腕は弱めることを知らないらしい。

ギリギリという音が聞こえるのではないかと思うほど、だんだんと強くなる。

絞められ始めてどのくらい時間がたち始めただろう･･･。

だんだんと目の前がうっすらと白け始めた。

意識が遠のいていくような気もする・・・･･･








どうしてこんなことするんだ・・・・・・。


俺･･･のせい･･･なの・・・か？


なぁ・・・・・・答えろよ･････････XXX


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「カッコいいよねー。あれ、えっと･･･なんて言ったっけ･･･薔薇屋？」

･･･薔薇師。

「え、薔薇師？　あぁ、そうそう。そんな名前」

･･････。

「あんた興味ないわけ？　悪いロボット壊してくれるんだよ～」

ロボットじゃなくてアンドロイド。

「あー。いいじゃん、どっちでも。同じようなもんだし」

･･････全然違う。

「・・・はいはい。でも、あんたはカッコいいとか思わないわけ？　正義の味方って感じじゃん」

正義の味方？　なにがどこにおいて正義な訳？
正しいことの基準は？
壊されたアンドロイドを持った人たちは、正しくないのがわかっててしたのか？

「悪い人ならするじゃん」

・・・悪い人の定義は？　どんなことをする人が悪い人なの？

「あー、もう。うるさいな。　悪い人は悪い人じゃん。　ケーサツの人にお世話になるとか、人を殺すとか」

警察に捕まらなきゃ悪い人じゃないの？
人を殺さなきゃ悪い人じゃ・・・・・・。

「もう！　あんたと話してると疲れる!!　あたし帰るからっ」


・・・・・・。

・・・だって、悪い人って・・・・・・どんな人なのか考えたことない？

・・・・・・。



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「ショウ様、起きてください」